By Michael Baxter -2023年5月21日（Real Raw Newsより翻訳）
今週、2024年の大統領選に参戦する見込みのフロリダ州知事ロン・デサンティスは、大統領の支持と引き換えに昇進を約束して高位の軍人を買収しようとしていると、スミス将軍のオフィスとトランプのマー・ア・ラゴ本部の関係者がReal Raw Newsに語った。
5月17日水曜日、デビッド・H・バーガー将軍とエリック・M・スミス将軍は、デサンティスが作成した、ドナルド・トランプとMAGAの支持を捨て、代わりに来るべき共和党の予備選と総選挙でデサンティスを支持するように促す手紙を郵便で受け取った、とスミス将軍の事務所の関係者はReal Raw Newsに語った。
デサンティスの手書きの署名が入った1ページの手紙は、トランプを「全盛期を過ぎた」と評し、2024年にバイデンと対決するために代議員が彼を指名すれば、共和党は半世紀にわたって破滅することになると述べている。デサンティスのトランプに対する悲鳴は、「年を取りすぎた」「クレイジー」「ウシのような態度」といった言葉を使い、トランプのMAGA連合や盗まれた選挙という終わりのない話にアメリカが飽きてきたことを示唆した。バイデンは公平な選挙でトランプを「正々堂々と」破ったが、トランプの「傷ついた自我」が、盗まれた選挙の見せかけを維持することを強要したとデサンティスは書いている。デサンティスは、トランプを党の汚点と呼んだ。彼は、トランプはアメリカの自信を汚し、エイブラハム・リンカーン、ドワイト・アイゼンハワー、ジョージ・H・W・ブッシュといった偉大な共和党大統領の思い出を冒涜していると述べた。
デサンティスは、トランプを非難する一方で、チャーリー・クライストに地滑り的に勝利したことを、バイデンを倒し、アメリカを、奸計、政治的強制、ディープ・ステートの操作のない回復と繁栄の時代へ導くことができる証拠として宣伝した。「ドナルド・J・トランプを糾弾し、デサンティス候補を支持し、共に国を再統合し、共和党への信頼を回復しよう」という手紙の一部が掲載された。そして、「私が発表を行う際には、私の側に立っていただきたい」という訴えと、将来の閣僚就任の約束で締めくくられている。
「トランプ大統領について語る姿は、ロン・デサンティスよりもリズ・チェイニーのように聞こえました。スミス将軍とバーガー将軍が何をしたのか、ご存知でしょうか？ 彼らは手紙のコピーをそのままトランプ大統領に転送したのです」と、将軍室の情報筋は語っている。
トランプ大統領はデサンティスの裏切りに驚かなかったが、デサンティスは何十人もの司令官、大佐、将軍、提督に同様の手紙を郵送しており、その多くは真の司令官への忠誠を堅持していた。彼らはトランプに、デサンティスのお世辞のような文面は、憲法への忠誠を称賛する一方で、第45代米国大統領への献身を疑問視していると伝えた。デサンティスは、大統領になったら、自分を支持する有力な将校を昇進させるよう国防総省に命じると書いていた。大尉は少佐に、少佐は中佐に、中佐は肩に勲章を授かることになる。大将にはさらに星を1つ、といった具合に。
「デサンティスは彼らを見誤りました。彼は彼らを誘惑し、虚栄心を煽り、食欲をそそる小物を約束しようとしましたが、これらの将校は彼の策略を見抜き、トランプに彼の欺瞞的行動を知らしめました。犯人が子供にキャンディーで誘惑するように、警官を誘惑しようとしたのです。彼は彼らの忠誠心をひどく見くびっていたのです」とマール・ア・ラゴの関係者は言う。
トランプ大統領は、デサンティスが軍の支持を集めるために卑怯な戦術をとるだろうと予測していた、と彼は付け加えた。
「デサンティスは窮地に立たされています。彼は軍事的支援が必要だと知っています。そして、トランプはこの動きを完全に予期していました。しかし、デサンティスは自暴自棄の臭いがします」と述べた。
スミス将軍の事務所の関係者は、その気持ちを代弁した。「軍事的支援がなければ、彼は破滅します。アメリカ人は、裕福なエリートが候補者を支援しているという話を聞きたがりません。エリートを信用しないのは、それなりの理由があるのです。軍の支持には重みがあります。トランプ大統領は、100人以上の将軍や提督の支持を得ました。デサンティスがそのような支持を得られるかどうかは分かりません。ホワイト・ハットはスカル＆ボーンズを支持しないし、ブラック・ハットは共和党を支持するはずがありません」。
Real Raw Newsは、デサンティスのスポークスマンであるクリスティーナ・プショーにこの手紙についてのコメントを求めたが、彼女は我々の電話を拒否した。
