By Michael Baxter -2024年12月11日(Real Raw Newsより翻訳)
米海兵隊MARSOCの隊員であり、トランプ大統領の拡大警護チームの一員である海兵隊員が先週末、マール・ア・ラゴで負傷した。この事件は、トランプ大統領に対する暗殺未遂事件後、シークレット・サービスが配置したとされるロボット犬の一匹によるものとみられている。エリック・M・スミス将軍の事務所の情報筋がReal Raw Newsに語った。
事件は、大統領がフランスのエマニュエル・マクロン大統領と会談するためパリを訪れていた週末に発生した。午後10時30分頃、マール・ア・ラゴの周囲を巡回していた海兵隊員が背後で機械音を聞き、音の出どころを調べようと振り返った。そこにロボット犬が立っていた。情報筋によれば、その海兵隊員は当初、ロボットを脅威とは見なさなかった。これまで人間とロボットはその敷地内で平和に共存していたからである。だが、その鋼鉄と炭素繊維製の犬、「スポット」と愛称で呼ばれていたその犬は突然空中に飛び上がり、前脚で海兵隊員の胸を打ちつけ、彼を地面に倒した。その後、電子犬は海兵隊員に飛びかかり、何度も踏みつけた。まるで生地をこねるように顔を踏みつけ、その顔を損傷させた。一度は海兵隊員が自身を振りほどき、犬の側面を蹴ることに成功したが、その獣の脚は激しく動き、立ち直ろうとした。しかしその瞬間、犬は停止した。それが設計によるものか、誰かが制御して停止させたのかは不明である。
襲撃の最中、海兵隊員は喉元のマイクを使い救助を要請していたが、第二の海兵隊員とシークレット・サービスのエージェント2名が現場に到着した時には、襲撃は終了し、海兵隊員は地面に横たわっていた。
負傷した海兵隊員は近隣の病院に空輸され、シークレット・サービスがその停止したヘルハウンド(地獄犬)を引き取ったと情報筋は述べている。
「スポット」犬は、ボストン・ダイナミクス社が製造したもので、シークレット・サービスの装備品の中でも革新的なツールである。武装はしていないが、広範な監視装置や脅威検知センサーを搭載している。この8万ドルのユニットは、通常は事前にプログラムされたルートに従って移動するが、驚異的な機動性を持ち、階段や狭い空間を移動し、ドアを開けることさえ可能である。
情報筋によると、これらの犬はトランプ氏のマール・ア・ラゴを訪れる観光客やVIPの間で人気の観光名物となっている。しかし、ホワイト・ハットは昨年夏、トランプ氏に対し、悪意ある者にハッキングされ、大統領やそのゲストに対する凶器として使用される危険性を懸念し、シークレット・サービスがこれらの犬を敷地内に設置することを禁止するよう勧告していた。しかし、トランプ氏はスミス将軍の助言を無視し、これらの電子犬を操作・維持するシークレット・サービスのチームを精査済みだとして設置を許可した。
この無差別な襲撃の後、シークレット・サービスは、海兵隊員を襲撃した「スポット」は見た目こそ自分たちのボストン・ダイナミクス製の犬と同一だが、内部の構成部品、特に近接センサーや熱光学機器を調査した結果、「偽物」であると主張している。
「火曜日になってから、この犬は彼らのものではないと聞かされた。彼らが敷地からその犬を撤去して以降、我々はそれを目にしておらず、この話の真偽を確認できていない。もし事実なら深刻な問題だ。誰かがどういうわけか、その日マール・ア・ラゴにその犬を設置したことを意味するからだ。そもそもシークレット・サービスは日々の犬の数を管理すべきで、余分な犬がうろついていたら気づくはずだ。だが、なぜ大統領が不在の時にそんなことをするのか。彼が戻ってくる前に気づかれただろう。トランプ大統領は我々に『シークレット・サービスと協力しろ』と言い、問題を解決すると話しているが、過去の彼らの行いを知っている我々にとっては信頼が難しい」と情報筋は語った。
負傷した海兵隊員は、再建手術が必要になる見込みであると、情報筋は最後に述べた。
新たな情報が入り次第、このストーリーを更新する予定である。