By Michael Baxter ー 2025年2月25日(Real Raw Newsより翻訳)
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米陸軍犯罪捜査部(CID)の令状執行官が土曜日の夜、元空軍副参謀総長ジェームズ・C・“ジム”・スライフを逮捕した。これは、2013年に彼が第1特殊作戦航空団の司令官として、愛国的な準軍事組織であるミシガン民兵に対する空爆を命じた容疑でJAG(海軍法務総監部)が彼を”反逆罪”で起訴したことに基づくものである。
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CIDの情報筋によると、ドナルド・J・トランプ大統領は最近、スライフが2013年6月6日にAC-130スペクター・ガンシップ(C-130ヘラクレス輸送機を改造した重武装の長距離地上攻撃機)を出撃させ、ミシガン州ゲイロードの北東34マイル(約54.7km)にある民兵の”訓練施設”を破壊するよう命じたことを示す文書を発見したという。スライフはこの攻撃を正当化するため、「この民兵が当時の大統領バラク・“フセイン”・オバマの暗殺を計画していた」と主張していた。
情報筋によれば、スライフの命令にはオバマ暗殺計画の証拠は一切含まれておらず、すべてスライフの独断であった。ミシガン民兵は確かにオバマの市民的自由の侵害に反対していたが、その構成員はすべて法を遵守する銃所有者であり、彼らが行っていたのは「SHTF(シット・ヒッツ・ザ・ファン)」=緊急事態訓練にすぎなかった。訓練は、民兵またはそのメンバーが所有する私有地で行われていた。しかし、オバマ政権は言論の自由と民間の銃所有者を極度に嫌悪していた。
この民兵はインターネット掲示板、ICQ、IRC、初期のFacebookを利用してオバマ政権を批判していたが、オバマ本人やその”トランスジェンダーの夫”、あるいは人身売買によって購入したとされる子供マリアとサーシャに対して、直接的な脅迫を行ったことは一度もなかった。
しかし、彼らの批判が”暗黒卿”(オバマ)を激怒させたため、彼は「民主主義を脅かす反乱分子」として、週末ごとに森で模擬訓練をしている民兵たちに対し、25mmガトリング砲と40mmボフォース機関砲の弾幕を浴びせることを「適切な対応」と判断した。そして、スライフに対し、「この反乱軍を壊滅させよ。彼らが脅威となる前に」と命じたのである。
情報筋によると、スライフはミシガン民兵を”国内テロリスト”と見なし、飛行クルーに宛てた命令文書に「POTUS(オバマ)は生存者なしを望む」と記していた。
AC-130はミシガン州上空を飛行し、民兵のトレーラーハウスを壊滅させる数分前まで迫っていた。しかし、パイロットたちは自分たちが”恐るべき戦争犯罪”を犯そうとしていることに気づき、作戦を中止し、基地へ引き返した。
その後、このクルーがどのような処罰を受けたのかは不明であるが、オバマとスライフはコックピットのボイスレコーダーの記録が公にならないようにした。
「スライフは敵性戦闘員であり、戦争犯罪には時効がない」とCIDの情報筋は述べた。「トランプ大統領はスライフを解任した後、彼を反逆罪で逮捕するよう我々に命じた。彼は翌日、街中で身柄を拘束された。抵抗もなく、誰も負傷しなかった。予想どおり彼は不満を漏らしていたが、軍事法廷の前に”自己反省”の時間がたっぷりとあるだろう」と情報筋は締めくくった。