By Michael Baxter -2025年2月11日（Real Raw Newsより翻訳）
トランプ大統領が「ディープ・ステート」との5Dチェス対決の序盤で仕掛けた手は、悪党たちを守勢に追い込んでいる。しかし、大統領が最終的にFEMAという連邦機関を弱体化させることができるのか、それとも完全に解体できるのかについては、まだ不透明である。この機関は40年以上にわたり市民を踏みにじってきたからである。
確かに、大統領と「ホワイト・ハット」（一部「レッド・ハット」の助けも含む）は、この5年間でFEMAの無敵神話を少しずつ崩してきた。過去および現職の指導者たちを逮捕・処刑し、数えきれないほどの災害現場でその手先たちと戦い、さらにはFEMAがマウント・ウェザーの地下深くに隠していた秘密の要塞を押収した。それでもFEMAは存続し続けており、そのゲシュタポ的な部隊は暴走し、嵐の被害者宅への強盗から米国の子供の人身売買に至るまで違法活動を続けている。
FEMAのトップが誰になろうと、その不道徳性には影響しないように思われる。共和党と民主党のどちらの指導者も、その腐敗を無視するか加速させてきた。トランプ政権下で指名されたブロック・ロングは2023年7月に処刑されたが、彼はあらゆる手段を使ってトランプ大統領を辱めようとした。また、代理局長だったピート・ゲイナーは犯罪で起訴されることはなかったものの、2019年のメモリアルデーの竜巻被害後にFEMAエージェントが住宅を荒らすのを見て見ぬふりをした。ジョー・バイデン政権のディーン・クリスウェルは最悪の存在であり、彼女の悪行については本サイトでも数多くの記事で取り上げている。現在も「ホワイト・ハット」が彼女の犯罪行為を暴き続けている。パンデミックが始まった際、クリスウェルは中国から600万個のプラスチック製棺とライナーを注文し、その数か月後にはペルーの金属加工業者から300万ドル分のギロチンの刃を発注していた。
潮目は変えられるのか？
現在、FEMAの代理局長を務めるのはキャメロン・ハミルトンという男である。彼は元ネイビーシールズ隊員であり、2020年には国務省の緊急管理スペシャリストを務めていた。バイデン政権下でのハリケーン・ヘレーネへのFEMAの対応を激しく批判した人物でもある。我々は彼の名前をトランプ大統領が指名するまで聞いたことがなかったが、「ホワイト・ハット」関係者によれば、キャメロンは誠実で信頼でき、MAGAの使命に共鳴しているという。しかし、彼やその後任者が、この機関が長年積み重ねてきた悪行を正せるだけの意志と覚悟を持っているのか？ もし我々が懐疑的に聞こえるとすれば、それは過去の前例があるからである。
とはいえ、変化の兆しはある。
国土安全保障省（DHS）長官のクリスティ・ノームは昨日、FEMAがニューヨーク市のホテルに違法移民を収容するために5,300万ドルを費やしたことを受けて、「現在の形のFEMAを解体する必要がある」と発言した。
「ホワイト・ハット」の情報筋はReal Raw Newsに対し、ノーム長官の発言には暗示的な意味があると確信していると語った。
「この浪費を止めることはもちろん重要だが、ノーム長官——なんと素晴らしい女性だ——は今、FEMAが何をしてきたのかを知り、それを阻止しようとしている。彼女が公の場で言えることには制限があるはずだ。すべてを今すぐ明かすことはできない。しかし、知っている者は、その発言の行間を読むことができる。『FEMAに資金がない』という嘘を信じるな。FEMAはオフショア口座に何十億ドルものブラックプロジェクト資金を隠し持っている。ノーム長官、トランプ大統領、ハミルトン——彼らはその資金に手をつけることはできないが、長年そこにいる邪悪な連中はできるし、今も利用している。4月には竜巻シーズンが到来する。そこで我々はFEMAの行動に変化があるかどうかを見極めることができるだろう」
彼はさらに、「ホワイト・ハット」がFEMAの改革と更生を願っていると語った。なぜなら、彼らはもはやFEMAを災害現場で追い続けることに疲れ果てているからである——ハリケーンの後、竜巻の後、火災の後、次から次へと終わりのない戦いが続いている。
「FEMAとそのグローバリストの仲間たちは、すべてを焼き尽くし、その後に『15分都市』を再建しようとしている。政府が市民のあらゆる行動を監視できる社会を作るためだ。確かに我々は疲れている。しかし、それでもまだ戦っている。そして、新政権もこの戦いに真剣に取り組んでくれることを心から願っている」。彼はそう締めくくった。
