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テキサス西部の麻疹騒動:事実、空想、あるいはその中間

By Michael Baxter – 2025年3月11日(Real Raw Newsより翻訳)

世界規模のディープ・ステートとそのメディアの共犯者たちが、2000年に米国で根絶された病気が再流行しているという架空の物語をでっち上げている中、危機を煽る人々がテキサス西部のコミュニティで麻疹騒動を拡大している。

感染力の強い呼吸器疾患である麻疹は、物議を醸しているワクチンが開発される前の1960年代には、人口100万人あたり約3,000人が感染したとされている。主に子供が感染したため、保健当局は義務教育を受けるには予防接種を受けることを義務付けた。80年代初頭には、患者数は人口100万人あたり13人にまで急減し、2020年には100万人あたり1人となり、事実上、流行は終息した。しかし、その後も数十年にわたって散発的な流行が起こっており、主にワクチン接種率が全国平均よりも低いアーミッシュ1やメノナイト2のコミュニティで発生してきている。

麻疹の死亡率は低く、ワクチンを接種する人も接種しない人も同様である。風邪を含むあらゆる病気やウイルスは命を奪う。人の抵抗力には程度の差があり、それは主に年齢、遺伝、ライフスタイルの選択によって決まる。また、有害な副作用を伴うことが多いワクチンは、いかなる病気に対しても100%の免疫力を与えたことは一度もなかった。

この記事を書いている時点で、テキサス州保健局(DSHS)は、その大半がゲインズ郡の田舎で発生した198件の症例を報告しており、23人の入院と2人の死亡をこの病気によるものと発表している。この数字は、疑いの目を向けた場合、疑いを晴らすことはできない。

金曜日、私はダラスから6時間かけてゲインズ郡まで運転し、いわゆる「発生」の深刻さについて事実を収集しようとした。私が目にしたメノナイトの人々は通常どおりに生活しており、自己隔離やソーシャル・ディスタンス、マスク着用をしている人はいなかった。外国人の顔を警戒し、メディアの嫌がらせを特に気にするセミノール郡の住民は、この感染症についてあまり話したがらず、中には「大げさに報道されているだけだ」とだけ言う人もいた。車で走っていると、DSHSが雇った看護師が常駐し、症状のある子供たちを無料で診察する「はしか検査テント」が2つ見えた。どちらの施設にも受診者はなく、看護師は守秘義務を理由に、検査を受けた子供の人数を明らかにすることを拒んだ。街の反対側にあるセミノール・ファミリー・ヘルス・クリニックでは、匿名を条件にスタッフの1人が、この地域では麻疹の確定患者が31人いると語った。これは、CDCとDSHSによるとゲインズ郡では129人であるのとは対照的である。また、死亡した子供は麻疹が原因ではなく、合併症で死亡したと語った。通りの向かいにある病院には、重度の合併症を患う23人の子供がいるとされるが、私に「麻疹病棟」を見せることを拒否した。

私はWild Harvest Kitchenで夕食を済ませた。メニューはシンプルだが、料理は美味しかった。どのテーブルも、隅々まで男性、女性、子供たちで埋め尽くされていたが、誰も「麻疹」という言葉を発しなかった。チキンサラダを口に運びながらiPadにメモを取っていると、地元の男性が近づいてきて、街で私を見かけたことがないと話しかけてきた。私がダラスから来た独立系ジャーナリストで、事実調査のために来ていると伝えると、彼は私のニューヨーク州ロングアイランドなまりを敏感に察知し、「ダラスから来た地獄の使者」ではないと確信したようでした。私は1997年から2013年まで、そして2019年から現在までテキサスに住んでいたと答え、彼の疑念を晴らすと、彼は警戒心を解いた。彼の名前はマットで、メノナイトではなく、6人家族を養うために石油・ガス採掘業界で働くテキサス西部の働き者だった。

「ああ、今ここに麻疹患者がいるが、それは俺たちのせいじゃない」と彼は私に言った。

1月12日、マットによると、6人のメキシコ人「不法入国者」が、英語をほとんど話せない4人の大人と2人の子供を連れて、オンボロ車にぎゅうぎゅう詰めで町にやって来た。マットは、その夜、不法入国者が施しを求めてやって来た際に、ワイルド・ハーベスト・キッチンにいたため、それを知っていた。マットによると、子供2人は顔や腕に醜い斑点があり、咳き込んでゼーゼー息をしていたため、今にも倒れそうだった。

「俺たちは彼らを追い出したんだ」とマットは私に言った。「でも、すべてはそこで始まったんだ」。

ウェイトレスのシェリーはマットの話を裏付け、レストランのスタッフが彼らを店から追い出した後、ゴミ箱あさりをして捕まった大人と病気の子供たちが町を出て行ったと語った。

シェリーはさらに、興味深い詳細を教えてくれた。2日後、それまで見たことのない3人の若者が、その地域出身とは思えないほどきちんとした身なりの大人たちに付き添われて、魔法のようにセミノールに現れたというのだ。彼女によると、その子供たちの顔や腕、脚にはあざがたくさんあった。また、大人の1人が子供に「化粧が崩れてしまったから、ホテルに戻って化粧直しをしなきゃね」と話しているのが聞こえたそうだ。また、大人から子供に対して「もっと強く掻きむしりなさい」と言っているのも耳にしたそうである。

私が到着したときには、その人たちはすでにいなかったため、その人たちが誰であったかを証明することはできないが、私が聞いた証言を総合的に考えると、保健当局が不安を煽っていることが示唆される。

ディープ・ステートは、危機を無駄にすることはない。彼らは鳥インフルエンザを煽り、今では麻疹を煽っている。


  1. アーミッシュ(英語: Amish、ドイツ語: Amische):キリスト教プロテスタントのメノー派の一派
    ペンシルベニア州や中西部[註釈 3]、カナダのオンタリオ州などに居住するドイツ系移民(ペンシルベニア・ダッチも含まれる)の宗教集団 ↩︎
  2. メノナイト(英: Mennonite、メノー派):メノ・シモンズの名前に因んで名付けられたキリスト教アナバプテストの教派 ↩︎
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