BY BRETT SAMUELS – 06/10/21(The Hillより翻訳)
長年にわたりトランプ陣営の側近を務めてきたジェイソン・ミラーが、前大統領の首席報道官の職を離れ、テック系スタートアップ企業を率いる仕事に就くことが、計画に詳しい2人の関係者によって6月10日に確認された。
ミラー氏は、2020年の選挙戦で戦略家として活躍した後、1月に退任して以来、トランプ氏のスポークスマンを務めてきた。同氏は今後もトランプ氏の軌道に乗ると見られているが、日々の業務にはもう関わらないという。
トランプ氏はすでに後任候補の面接を始めていると、ある関係者が語っている。
ミラーがどの会社に入社するのかはすぐには明らかにならなかったたが、ある関係者によると、ミラーは、1月6日の国会議事堂での暴動につながる2020年の選挙における不正についての扇動的で根拠のない主張により、ツイッターを禁止され、フェイスブックを停止されたトランプが入社を検討しているソーシャルメディア・プラットフォームのひとつを所有しているとのことだ。
ミラーは、トランプ大統領の2016年の選挙戦で大統領のトップアドバイザーを務め、同年の大統領移行期にはスポークスマンとして活躍した。2020年の選挙戦に参加した際には、コミュニケーションの役割から戦略の役割にシフトした。
トランプ氏は大統領退任後も政治的活動を続けており、フロリダ州のマール・ア・ラーゴの不動産で共和党議員を接待したり、自身の政治活動委員会を通じて声明を発表する頻度を増やしている。