By Michael Baxter – 2024年11月4日（Real Raw Newsより翻訳）
ホワイト・ハットは先週、ペンシルベニア州のABC系列局WNEP-TVが放送したF1レース中に「ハリスが2024年大統領選挙に勝利した」とする「テストグラフィック」を作成した民主党の工作員かつテレビ局の重役を逮捕した、とエリック・M・スミス将軍のオフィスの情報筋がReal Raw Newsに伝えた。
このグラフィックは3秒間、レースの下に表示され、ハリスが州の得票率52%でトランプの47%を上回ったと予測していた。
ホワイト・ハットの一員であるアメリカ海兵隊の将校が、この奇妙な予測がテレビ画面に表示されたとき、レースを観戦していた。多くのネット上の評論家と同様に、彼はABC系列局が独自の不正な結果を誤って放送したと疑った。彼はすぐに上司に連絡し、その上司がスミス将軍に報告した。
その時点でWNEPは批判を受け、「選挙前夜にニュース機器の正常動作を確認するための『ランダムに生成されたテスト結果』を誤って放送してしまった」との声明を発表し、「誤りをお詫びし、混乱を招いたことを遺憾に思います」と述べた。
しかしホワイト・ハットは、WNEPが選挙の不正行為に加担していると考え、局が当選を決定する前に選挙夜にハリスが勝利すると宣言する計画を立てていたのか、また、局の誰がそのオーバーレイを作成したのかを調査した。ペンシルベニア州務長官のアル・シュミット（共和党）はすでに、同州では11月6日以降まで結果が確定しない可能性があると予測しており、これはペンシルベニア州が当日午前7時まで郵便投票を開封できず、同時に対面投票にも対応しなければならないためである。
「問題は、我々はそれがテストであるとは一瞬も思わなかった。誰かが誤って早めにその結果を放送し、選挙の夜に示す予定だったものを見せてしまったのだ。その局がABCと関連していることが我々の疑念をさらに強めた。ABCは完全なプロパガンダであり、トランプ大統領を強く嫌悪している。我々の目標は、誰がそのようなグラフィックを作成したのか、そしてその指示がABCのトップまで達しているのかどうかを突き止めることだった」と情報筋は述べた。
ホワイト・ハットは、WNEPの現役職員の名前を迅速に入手し、その中からカマラ・ハリスや他の民主党候補者と関連のある人物を調査した。初歩的な調査では、WNEPのオンエアパーソナリティや制作チーム全員がハリスやボブ・ケイシー上院議員（民主党・ペンシルベニア州）のキャンペーンに財政支援をしているため、選別には至らなかった。ニュースルームには偏りが見られ、完全に「チーム・ハリス」であり、「トランプ憎悪症候群」に罹患しているようであった。
ホワイト・ハットは次に、WNEPの階層構造の「最も弱いリンク」であると見なされた低位の制作アシスタント、スティーブン・スタイムズワースに目をつけた。彼はそのグラフィックが放送された日に欠勤していたが、民主党に数千ドルを寄付していた。また、31もの「ソックパペット（偽装）アカウント」を持ち、トランプを中傷し、ハリスを応援する投稿をしていた。
「この男はオンラインでの投稿に熱心で、実際の仕事をする時間があるとは思えなかった。我々は彼がそのグラフィックを放送したとは考えなかった—そんな権限はなかったはずだ。しかし、放送した人物を知っているか、関与しているかもしれないと考えた」と情報筋は語った。
木曜日のハロウィーンの夜、スタイムズワースは自宅でひとり、トリック・オア・トリートの子供たちにお菓子を配っており、彼のモーシック（ペンシルベニア州）の自宅の向かいに駐車された民間バンの中にいるアメリカ海兵隊員が彼を監視し、突入の機会を待っていることに気づいていなかった。午後9時30分、スタイムズワースはドアに「お菓子はもうありません」というサインを掲げた。彼は、その次にノックする者たちがチョコレートやスキットルズ、スイートターツ、キャンディーコーンに興味を持っていないことを知る由もなかった。彼らが求めていたのは別のもの—真実だった。
そして彼らは礼儀正しくノックすることはせず、破城槌でドアを壊し、武器を構えて突入した。情報筋によれば、彼らはスタイムズワースに対し、事態の深刻さを印象付けたかったとのことだ。
情報筋によると、スタイムズワースは尋問の末、関与を否定したが、局でグラフィックを作成した人物を知っていると主張し、WNEPの技術部長、マイク・モーカベイジを指摘した。スタイムズワースは、モーカベイジがハリス勝利の虚偽グラフィックを制作したが、それを放送したのは彼ではないと主張した。
時間が重要であったため、海兵隊はモーカベイジの背景調査を海兵隊サイバースペース司令部に依頼するのを待たず、直ちにモーカベイジの自宅を訪問することを決定した。スタイムズワースがモーカベイジや他のWNEP職員に通報するリスクを回避するため、彼を共犯として逮捕した。
海兵隊は午前1時にモーカベイジのウィルクス・バレの自宅に到着し、セキュリティシステムを無効化してから家に突入した。彼らはモーカベイジが20代の若い男性と裸で眠っているのを発見した。モーカベイジは「何てこった」と叫び、ベッドの上に集まった12人の海兵隊員を見て仰天した。彼は尋問を受けたが、すべてを否定し、トランプ支持者であると主張した。しかし、家の内外にある証拠は異なる物語を語っていた。彼の家にはハリス＝ウォルツの選挙旗が12本、2台の車にはステッカーが貼られており、LGBTQ+のプライドフラッグもあった。さらに、家には反トランプの記事が壁一面に貼られていた。我々は、放送には関与していないにせよ、責任者の一人がここにいると感じた」と情報筋は語った。
海兵隊は、モーカベイジを反逆罪、選挙干渉、および敵のプロパガンダを意図的に拡散する意思を持っていた罪で逮捕した。
「選挙が明日であるにもかかわらず、我々は他の関係者も突き止めるだろう」と彼は述べた。
