アメリカでの消費者物価指数が以下のように発表された。
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消費者物価指数 – 2021年5月
米国労働統計局が発表した、都市部全消費者向け消費者物価指数(CPI-U)は、4月に0.8%上昇した後、5月には季節調整済みで0.6%上昇しました。
過去12ヶ月間では、季節調整前で5.0%の上昇となり、2008年8月期の5.4%の上昇以来、最大の上昇率となりました。
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わずかな上昇だが、細かく分析してみると世の中の状況が見えてくる。
棒グラフでは、青線が全体で、赤線が食品とエネルギーを引いた値になっている。
その差が、2月からだんだん大きくなっていることから、食品とエネルギーの物価が相対的に高くなっていることが分かる。
別表で数値を見てみると、確かに特に燃料が上がり、特に中古車の物価が上がっている。
ということは、それだけ需要があるからで、コロナ禍が過ぎ去り、徐々にレストランなどのビジネスが再稼働し、旅行による移動なども活性化してきていることが分かる。